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カンヌ国際映画祭版のポスターが解禁。

2024/05/08(水)

いよいよ来週5月14日に開幕となる第77回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品される奥山大史監督の最新作『ぼくのお日さま』のワールドプレミアとなる公式上映が、カンヌ現地時間5月19日(日)14時に行われることが決定し、映画祭でお披露目となるポスターが発表されました。

この度発表された「カンヌ映画祭版ポスター」は、共同製作のフランスで作られたもの。一面、氷がはった湖の上で、スケート靴を履いたタクヤ(越山敬達)、さくら(中西希亜良)そして荒川(池松壮亮)の三人が、同じ方向を見つめる表情を切りとったもの。本作の英題「MY SUNSHINE」のタイトルが記され、柔らかで美しい空気感が三人を包み込むビジュアルになっています。

今年の第77回カンヌ国際映画祭は、是枝裕和監督がコンペティション部門の審査員として参加することでも話題になっており、また、今年のオフィシャルセレクションへの選出は、本作「ぼくのお日さま」が日本作品で唯一となりました。本作は、「ある視点」部門の〈最優秀作品賞〉、〈審査員賞〉、〈監督賞〉などの賞の対象となり、これまで同部門では、黒沢清監督が2008年に『トウキョウソナタ』で〈審査員賞〉を、2015年に『岸辺の旅』で〈監督賞〉を、2016年には深田晃司監督が『淵に立つ』で〈審査員賞〉を受賞していますが、同部門で〈最優秀作品賞〉を受賞すると日本史上初の快挙となります。

第77回カンヌ国際映画祭は、フランス現地日程5月14日(火)〜5月25日(土)まで開催され「ある視点」部門の授賞式はカンヌ現地日時の5月24日(金)に行われます。