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台湾・北米をはじめ世界15カ国での公開が決定。各界から絶賛コメント到着!

2024/08/30(金)

今年5月に開催された第77回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で選出され喝采を浴びた本作は、すでに5つの国際映画祭で上映され、第49回トロント国際映画祭への出品が決定しています。また、このたび新たに第29回釜山国際映画祭、第72回サンセバスチャン国際映画祭への出品も決定しました!
さらに、アメリカの配給会社Film Movementが配給を担当し、北米での公開も決定!台湾では9月20日に公開され、その後フランス、スペイン、スイス、ブルガリア、韓国、タイ、ブラジルなど、現在までに15カ国での公開が予定されています。

今回、日本での公開に続き、台湾での公開を記念して、台湾と日本を拠点に活躍するイラストレーター・漫画家の高妍(Gao Yan/ガオ・イェン)さんから、本作をイメージしたポスターとコメントが届きました。高妍さんは、マンガ「緑の歌(上下巻)」(ビームコミックス)で台湾のユースカルチャーを鮮やかに描き、村上春樹氏の小説の装丁や挿画も手がけるなど、幅広い分野で活躍しています。
高妍さんは、「『ぼくのお日さま』は子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品」と本作を絶賛。ポスターには、優しい光に包まれた雪の中で、タクヤとさくらが手を取り合いながらアイスダンスを練習する姿が描かれ、二人のコーチである荒川の足元も…。3人が過ごした雪の降る季節を、高妍さんならではのノスタルジックなタッチで見事に表現した作品になっています。

また、各界からも絶賛コメントが到着しました!

★朝井リョウ(小説家)
雪になって、日差しになって、ずっとこの世界を見ていたい。心からそう思うほど全員を愛しく感じました。
自分で選択せずとも宿ったもの、かつ、人生に大きな影響を与えるもの。そういうものに“私”を蹂躙させない人々の姿を立ち上らせながらも、その手触りはあくまでやわらかくあたたかい。この不思議なバランスが成立しているのは、作り手に細やかなこだわりと徹底したビジョンがあってこそだと思います。
鑑賞中、何度かスクリーンが光を吸い込んで膨らんだように見えました。この映画だけが持つ魔法だな、と思いました。
 

★亀田誠治(音楽プロデューサー/ベーシスト)
なんともあたたかい映画に出会いました。
人を好きになる気持ちと何かに夢中になることってどこかでつながっているんだなって思いました。
 

★川村元気(フィルムメーカー・小説家)
押入れの奥にしまいこんでた子供の頃の宝箱を、ふいに開けてしまったような気持ちになりました。
痛くて、恥ずかしくて、でもとても大切だった秘密の箱庭のような世界。
 

★宮藤官九郎(脚本家)
何もない、真っ白な世界に、大切なものだけを、細心の注意を払ってそっと配置して、
光とか、影とか、表情とか、後ろ姿とか、息づかいとか、全てを逃がさないように捉えた、とても繊細で大胆な作品。とにかく、子供たちが良いのです。瑞々しく、時に残酷で、なによりチャーミング。
大人も負けず劣らずチャーミング。無防備で、静かに熱い池松くん。若葉くんも切なかった。
こういう映画が好きな俺もいるんだなと気づかされたし、憧れるし、痺れました。
奥山監督、すごい才能(エンドロールも最高!)

 

★高妍(漫画家・イラストレーター)
雪と光の反射、柔らかな粒子と童話のような色合いで構成された『ぼくのお日さま』は
子供たちの純真さと残酷さを繊細に描いた素晴らしい作品。
 

★斎藤工(俳優/映画制作者)
遠い場所で静かに始まった美しく儚い物語が気が付いたらすぐそこにある自分の物語になって行く
描かれる全ての人間が輝き本質的で圧倒的な作家性に溢れた傑作
奥山大史監督が生み出す唯一無二の世界
今後もその世界を生涯追い続ける事になると思います
 

★箭内道彦(クリエイティブディレクター)
声にしない台詞、影を使わぬ光、主題歌になった歌。他の誰にもつくることのできない、奥山大史の映画。
 

★YOU(タレント)
冬の白の中で 触れ合うお互いの華奢な想いが ゆっくり溶けていくのが視えた。
二度とない景色が 切なくて 眩しい。
 

★行定勲(映画監督)
優しく、美しく。
躍動するカメラは、一瞬で過ぎていく取り戻せない時を捉える。そこには奇跡が連続していた。
登場人物たちの間に生まれる、どうにもできないモヤモヤとした感情に、ひとは“恋”と名づけるのだろう。
この映画は恋を描いたまさに珠玉の映画だ。
大人になる直前の青春の入口に立った
あの頃を見事に描いた傑作。

(敬称略/五十音順)