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越山敬達 × EBiDAN NEXT 荘司亜⻁&宮本琉成 トークショーレポート。

2024/09/29(日)

映画『ぼくのお日さま』全国公開を記念したトークショーが9月22日(日)にテアトル新宿(東京)にて開催。本作の主演でタクヤ役を演じた越山敬達さんと、越山さんが所属するEBiDAN NEXTのメンバーである荘司亜⻁さんと宮本琉成さんが登壇しました!

本作を観終えたばかりの観客の前に緊張した面持ちで登壇した越山さんは、「今日初めて『ぼくのお日さま』をご覧くださった方にも、EBiDAN NEXTをあまり知らないという方にも、今日のトークで両方を深く知ってもらえたらと思います」と挨拶。

まずはじめに、EBiDANに入った経緯を聞かれた越山さんは、「スカウトされて今の事務所に入り、気が付いたらEBiDANに所属していました(笑)。気が付いたらダンスレッスンに呼ばれて、ステージにも立たせていただいて、さらに気付いたら主演として『ぼくのお日さま』に出て、気付いたらカンヌに行けました(笑)」と、気が付かない間に驚きの展開が続いている15歳の人生を語って、会場を笑いに包みました。

越山さんと同じくスカウトで現在の事務所に所属しEBiDANに参加した荘司さん、宮本さんの二人は越山さんの1歳年下。2年半ほど前から一緒に活動している二人から見た、普段のEBiDANでの越山さんと俳優の越山さんの違いを聞かれると、「いつもは元気な先輩で、俳優の時は礼儀正しい敬達くんです(笑)」(宮本さん)、「『ぼくのお日さま』に出る前の敬達は元気いっぱいでしたが、今はクールでかっこいい先輩です」(荘司さん)と身近な仲間から見た変化を聞いた越山さんは、「なんだか恥ずかしいですね」と照れながらも嬉しそうな表情を見せました。

本作の感想を聞かれると、「最初は柔らかいお日さまのような、ぽかぽかした映画だと思いましたが、ストーリーが進むといろんな感情が入り混じっていって、考えさせられる映画でした」と荘司さん。「僕も同じく、途中から寂しくなったり、切なくなったり、実は・・・途中で涙を流してしまいました」と宮本さんが感想を伝えると、越山さんは、またもや照れながら「嬉しいです」と二人からの感想をむずがゆくも嬉しそうに噛みしめている様子でした。

また、本作で印象に残っているシーンを聞かれた宮本さんは、「皆さん気付いているのか分からないんですが、車の中で食べ物を食べるシーンで敬達くんが『いただきマンモス』って言っているんです!それがアドリブなのか気になりました」と越山さんに尋ねると、越山さんは「あれは僕のアドリブです(笑)。今回、事前に脚本をもらっていなかったので、監督からセリフをその場で言われて演じていたんですが、あの『いただきマンモス』は、僕の声が小さすぎて監督さん含めスタッフさんも誰も気付いていなかったようで、現場で誰も気付かずあれがOKテイクになっちゃいました(笑)。編集の時に気付いて、声のボリュームを最大限上げてくださったみたいです。あの瞬間なぜか言いたくなってしまったんです」と初めて語られる裏エピソードを披露!
さらに、荘司さんからは「元々敬達がスケートを滑れることを知っていたので、映画の中の最初の方で、うまく滑れない演技をしていたのがすごいなと思いました。演技力も抜群でした!」と先輩の演技力を絶賛。

その後も、本作を観てスケートに挑戦してみたくなったというお二人から「敬達くんコーチでお願いします!」と頼まれたり、本作の最後の終わり方について「タクヤが何と言おうとしていたか」という考察で盛り上がり、三人ともすこしハッピーな答えを考えていたことが判明したりと、三人の仲の良さがうかがえるフレッシュ満点のあたたかいトークショーとなりました。

映画『ぼくのお日さま』

《あらすじ》
吃音のあるアイスホッケー少年・タクヤ(越山敬達)は、「月の光」に合わせフィギュアスケートを練習する少女・さくら(中西希亜良)の姿に、心を奪われてしまう。ある日、さくらのコーチ荒川(池松壮亮)は、ホッケー靴のままフィギュアのステップを真似て何度も転ぶタクヤを見つける。タクヤの恋の応援をしたくなった荒川は、スケート靴を貸してあげ、タクヤの練習をつきあうことに。しばらくして荒川の提案から、タクヤとさくらはペアを組みアイスダンスの練習をはじめることになり……。

監督・撮影・脚本・編集:奥山大史
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩ほか
主題歌:ハンバート ハンバート 
本編:90分
配給:東京テアトル 
(C)2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

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